サッカーとマナー!
皆さん、本日もブログをご覧いただき、ありがとうございます。
スポーツを愛する理学療法士、原田潤一です。
昨日は、サッカーのU-23日本代表がオリンピックの出場を決定させるという嬉しいニュースが飛び込んできました。
かくいう私も、リアルタイムでテレビ観戦し、試合終了直前までハラハラドキドキし、劇的な結末にとても驚かされました。
しかしながら私は、この試合を観ていて、サッカー選手のある行為について目がいくようになっていました。
それは・・・
選手のツバ吐き
です。
今までも感じていた事ですが、サッカー選手は、ツバを吐く選手がとても多いと感じています。あまり、印象は良くないですよね。
単純に日常生活で、ツバを吐くことはマナー違反だというのは、皆さんもお分かりだと思います。
果たして、サッカーという競技中にツバを吐くということは、仕方のない事なのでしょうか?
私なりに調べてみたところ、2014年にドルトムント・HNOクリニック院長トーマス・ダイトマー氏が、
運動量が増えた選手は
口中の粘膜が乾燥し、
唾液が痰のような状態になってしまうから
吐き出さざるをえない
と発表している。
また、開始直後から、ツバを吐く選手に関しては、別のスポーツ心理学者が
①なわばりを本能的に印そうとする
(マーキング)
②ストレスの解消
といった理由を挙げている。
サッカーという競技特性上、過酷なスポーツだということは重々承知している。室外競技で埃などが口に入ることもあるでしょう。
しかし、他のスポーツはどうだろう?
私としては、実際の競技レベルのサッカーを行った事がないので、この行為が絶対やってはダメとはっきりとは言えませんが、これだけは聞きたいです?。
子ども達が、質問をした時に
自信をもって答えられるますか?
ということです。
仮に、自分の子どもがサッカーをしていたとして
「あの選手みたいに、
ツバをグラウンドに吐いてもいいの?」
「あの選手みたいになりたいから、
ツバを吐いてもいい?」
こんなことを聞かれたら、私は答えに困ってしまいます。
本当に、医学的にツバ吐き行為は仕方ない、我慢することで弊害がある、という事であれば自信をもってツバ吐き行為を推奨すればよいと思う(マナーの問題を抜きにして)。
おそらく大半の人は、
実際は良くないけど、
激しいことをやっているから仕方ない、
と考えているから、子どもにツバを吐けなんて指導している人間はまずいないと思う。
大人は良くて、子どもはダメ!
もちろん、障害の予防などにおいて、大人との違いを作ることは重要です。しかし、ツバ吐きは、ただのマナー・悪い癖の問題も多くあり、この事に関しては、当然子どもも納得しないと思います。
大人は、子どもにとっての見本です。特にプロの選手は、多くの人に見られ、憧れる存在です。
そのことも、考えてプレーしていただけると、とても嬉しいのですが・・・
もし、サッカー経験のある方がいれば、ぜひご意見いただければ幸いです。
因みに、最もツバ吐いていると感じているのは、野球選手です(笑)プレーの負荷を考えたら絶対にサッカーよりも楽だと思うのですが・・・