小・中学生の野球・ソフトボール選手が大人になっても痛みなくプレーできる方法

多くの野球・ソフトボールをしている小中学生が、野球肘・野球肩をはじめ、腰や下肢の過労性疾患などで悩まされています。そんな子ども達、保護者、指導者の方々に医療の知識やメンタル面などの様々な視点から物事を考えていただきたいという、一人の理学療法士の思いをつづったブログです。

信念をもって

皆さん、本日もブログをご覧いただき、ありがとうございます。

スポーツ愛する理学療法士、原田潤一です。

 

私事ながら、山口県にしばらくの間、行っていましたが、その間に気になるニュースが!!

 

headlines.yahoo.co.jp

先日ブログでご紹介した、福士選手に関する続報でした。(先日の記事はこちら↓)

 

sports-daisuki-0719.hatenadiary.jp

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今回の続報をまとめると、日本陸連のトップに近い方が、福士選手との我慢比べに関して、ついに折れてしまい、ほぼ当確の状態ですよということを認めてしまった印象があります。(これについては、皆さんもお気づきだと思いますが)

 

前回のブログ記事でも書きましたが、日本陸連は大会前から決定していた規則にのっとり運営していきますので、当然内定は出せません。

 

しかしながら、やはりリオ五輪でのメダル獲得というのが、大目標にあるため、ほぼ当確の福士選手には無理してほしくないとの思惑がにじみ出ていますよね。

 

今回の報道が事実だとしたら、二つのことが私は気になりました。

 

一つ目は、

 

信念のある行動・発言をしているのか

 

ということ。

 

最初に決定したことについては、断固たる決意で物事を遂行する。そして毅然とした態度で振る舞うといったことが、大きな組織を運営していくことが重要なのではないでしょうか。

 

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そのなかで、落選する可能性はあるが出場を控えて欲しい、なんてニュアンスで伝えられたら、福士選手本人も余計に納得しませんよね。

 

そして二つ目は、

 

あらゆる事態を想定した規定だったのか

 

ということ。

 

これに関して言えば、おそらく想定していないと思われます。選考レースで敗れてしまい、2レース目に出るということは想定していたかもしれませんが、設定タイムを破り、優勝した選手が2レース目に出てくるなんてことは、確かに考えにくいことでした。

 

ですが、様々な事の管理や他のスポーツにおいても、常に様々なシチュエ―ションを考え、常々想定内の範囲で、物事を進めていかなくてはなりません。

 

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今回は、このような騒動になってしまった以上、次回以降の選考レースでは、おそらく規定の変更があると思います。

 

しかし今回の件では、全て福士選手陣営に選択肢が委ねられていますし、規定のなかで本人たちが選択していますので、何も咎められる必要はありません。

 

つまり今回のポイントは、まず、様々な事を考えて規定を作る、そして、その決定した規定については、信念をもって遂行していく。そして失敗したと感じるところがあれば、改定する機会があるところで修正していく

 

このようなことが、重要だと考えました。

 

何事もトライ&エラー日本陸連には選手に不満の残らない運営を期待したいと思います。

 

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