小・中学生の野球・ソフトボール選手が大人になっても痛みなくプレーできる方法

多くの野球・ソフトボールをしている小中学生が、野球肘・野球肩をはじめ、腰や下肢の過労性疾患などで悩まされています。そんな子ども達、保護者、指導者の方々に医療の知識やメンタル面などの様々な視点から物事を考えていただきたいという、一人の理学療法士の思いをつづったブログです。

親の役割

皆さん、こんばんは。千葉県で理学療法士をしています原田潤一です。

 

本日もブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今日は、成長期の子どもに対する、親(指導者)の役割について僕の考えを述べさせて頂きます。

 

子どもはアクセル

親はブレーキ

 

僕や、僕の勤務している病院では、このような考えで、保護者の方に説明をすることが多いです。

 

子どもって、好きな事はなんでも行うし、自分の身体の状態というのを理解しないで、頑張ってしまうことが、とても多いと感じています。

 

これ自体はとても良い事なのですが、残念ながら成長期の子どもというのは、まだまだ発育段階で、頑張りすぎると身体は悲鳴をあげてしまいます

 

野球経験者の方は、よく分かるかもしれませんが、指導者の方などに

 

“〇〇、いけるか!?”

 

という質問をされた事があるかもしれません。

 

これ、

 

“いけません”

 

ってメチャクチャ言いにくいですよね(笑)

(ちなみに僕は練習試合でデットボールを受けた際にはっきり無理ですと言いました(笑))

 

指導者、特に身体が成長段階にある子ども達を担当される方は、選手の今後の競技生活、場合によっては人生を左右させることがあります。

 

過保護になれとは言いません。

 

しかし、選択を選手や子どもに丸投げするのではなく、親・指導者自らが知識に裏付けられたブレーキをもつことを、強く勧めます。

 

そして、あなたの携わる子ども達は、無理をしていても、なかなか口に出してはくれないこともあります。

 

そんな子ども達を、見て見ぬふりをしていませんか?

 

子どもは、どんどんスピード違反をしようとします。しっかりとした、ブレーキを掛けないと、カーブでぶつかり重大事故につながってしまいます。

 

子どもが、いつまでも野球や他のスポーツを楽しみ、心地よい日常生活を送るためにこれからも、私は配信をしていこうと思います。

 

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