小・中学生の野球・ソフトボール選手が大人になっても痛みなくプレーできる方法

多くの野球・ソフトボールをしている小中学生が、野球肘・野球肩をはじめ、腰や下肢の過労性疾患などで悩まされています。そんな子ども達、保護者、指導者の方々に医療の知識やメンタル面などの様々な視点から物事を考えていただきたいという、一人の理学療法士の思いをつづったブログです。

指導者の存在意義①

皆さん、本日もブログをご覧いただき、ありがとうございます。

スポーツを愛する理学療法士、原田潤一です。

 

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本日は指導者の事についてお話しさせていただきます。

 

私は理学療法士として整形外科に勤務しているのですが、リハビリ室において野球担当なるものに任命されています。

 

そのため、小学生から成人まで野球によって肩、肘などを痛めた方は、私ともう一人の担当者がリハビリをすすめさせていただくわけです。

 

その際、小学生・中学生の保護者の方々とお話しする機会があるのですが、多くの方が困っている指導者の方の特徴についてお話し頂きたいと思います。

 

 

①グラウンド内での喫煙

 

受動喫煙の被害については皆さんもご存知だと思いますので割愛させていただきますが、近年では離断性骨軟骨炎という、(野球の場合)肘関節部で骨壊死を引き起こし、場合によっては手術することにもなってしまうかもしれない重大な疾患とも関連しているのではないかと言われています(明確なデータは証明されていませんが・・・)。

 

 

大事な大事な選手、子ども達を前にして、あれだけ健康被害が叫ばれている中

 

 

どうしてグラウンドにいる時間ぐらい我慢できない?

 

 

と、思ってしまいます。

 

 

 

②自己判断でのプレー再開

 

“しばらく休んでいるから大丈夫だろう”

 

と、プレー禁止の時期に無理矢理試合に出されてしまった・・・と保護者の方から報告を受けたことがあります。幸いその子は大事には至らなかったのですが、医療知識が少ないだけならまだしも、自分の基準にあてはめてしまう指導者が多くいらっしゃいます。

 

中学生はともかく、小学生の野球チームの監督・コーチは野球経験者がされている事が多いように思えますが、自分が行ってきた経験だけで判断される方が非常に多いです。そのため、スポーツ医療の常識とはかけ離れたことをされているとの話が絶えません。

 

 

この内容だけだと、ただの愚痴になってしまいますね(笑)

 

しかし②に関しては、我々医療関係者が信頼されていないということも問題になっていると思います。

 

整形外科・・・といっても、正確にスポーツ疾患を判断できないドクターも多くいらっしゃると聞きます。

 

すると・・・

 

病院に行っても全然問題ない。⇒説明がない。⇒それでも痛い。⇒意味がない。

 

・・・となってしまうかと思います。

 

 

その際は、全国にいらっしゃる日本整形外科学会認定スポーツ医の先生方に診察していただければよいのですが、一般の方でそこまで知っている方はまずいないですよね・・

 

 

私たち、医療関係者は一般の方に様々な事を理解してもらうことも重要だと考えています。

 

そのためには・・・

 

もっと現場に行かなくちゃいけない!

 

現場に医療を伝えなくてはいけない!

 

 

そんな思いでこのブログを立ち上げました。

(まだ、医療の内容は全然書いていませんが(笑))

 

 

私は前述したとおり勤務先で野球担当をしているので、まずは、その経験を皆さんにお伝えしたいと思っています。勝手なおせっかいかもしれませんし、著名な先生方に比べると優れた知識や技術は持ち合わせていませんが“情熱”をもって経験を伝えることはできると思っています。

 

今はまだ企画段階ですが、小中学生の野球チームを対象とした活動も考えております。

 

これからの未来を担う子ども達のために・・・

 

その思いでこれからも活動したいと思います。

 

 

また脱線してしまいました。続きはまた後日・・・

 

 

因みに前回のエントリーで紹介した国枝選手、全豪の前哨戦で優勝したようですね☆本番も皆さんで応援しましょう(^O^)

 

 

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