小・中学生の野球・ソフトボール選手が大人になっても痛みなくプレーできる方法

多くの野球・ソフトボールをしている小中学生が、野球肘・野球肩をはじめ、腰や下肢の過労性疾患などで悩まされています。そんな子ども達、保護者、指導者の方々に医療の知識やメンタル面などの様々な視点から物事を考えていただきたいという、一人の理学療法士の思いをつづったブログです。

切り替えを上手くする為に・・・

本日もブログをご覧いただきありがとうございます。千葉県で理学療法士をしています、原田潤一と申しますm(_ _)m

 

今日は、先日私が参加したした杉長彬先生立ち直り力を身に付けるコミュニケーションセミナーの内容について、シェアさせて頂きたいと思います。

 

私が今回からお話しすることは、“立ち直り力”がとても重要!という内容です。(そのままですね(笑))

 

皆さんは、私生活を送っていたり、はたまたスポーツをされている、もしくはされていた時に、何かある失敗をした時

 

“気にするな”

 

とか

 

“切り替えろ”

 

とか言われた経験はありませんか?

 

こんな時、立ち直る力が不足していると、いつまでも失敗を引きずったり、時間が経ったときに意外と心に残っているなんてことはありませんか?

 

このまま、私生活を送ったり、プレーを続けていたりすると、物事が円滑に進まなくなったり、集中力の低下などで思いがけない怪我にも繋がりやすいと思います。

 

ただ、そのような場合、具体的にどのようにして、解決していけば良いのでしょうか?

 

本日ご紹介する内容は、アンカリングという方法です。

 

アンカリングとは、ある体験の記憶から肯定的な状態(リソースフルな体験)を思いだし、それを心の中で再演するテクニックの事で、視覚、聴覚、体感覚的な手がかりを用いて、肯定的な状態を再演する。

 

そのためには、まずリソースフルな体験を設定する必要があります。

 

手順としては、

 

肯定的なエピソードを思い出す(例、小学生の時にホームランを打った)

 

②それを今あたかも起きているようにイメージし、深呼吸しながら、その時の状態を思い出す

 

何が見えてくるのか、何が聞こえてくるのか、そして身体はどんな感じがするのかを確認していく(例、フェンスを超えていくボール、チームメートや父兄からの歓声、自然とガッツポーズをして、ぞくぞくしてくる等)

 

④その状態をすぐに思い出すためのキーワードを設定する。(視覚的・聴覚的なイメージを2つ~4つそれぞれ設定する)(視覚→外野の様子、聴覚→「わーっ」という歓声等)

 

⑤その状態を呼び起こすポーズ、ジェスチャーを決める。(拳を握る等)

 

文章だと伝えづらいですね(笑)ということで、リソースフルな体験の設定する様子の動画も近日upしますね(>_<)

 

本日は、この設定の仕方をしっかり覚えてみてくださいね☆次回もこの続きを発信していきたいと思います。

 

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抽象的・具体的

本日もブログをご覧いただきありがとうございます。千葉県で理学療法士をしています、原田潤一と申しますm(_ _)m

気付いたら、一週間ブログの更新滞っていました!!!!!

僕があまり使いたくない言葉を言います!!

 

“最近、時間がなくて・・・”

はい!皆さんは真似しないようにしましょう!!(笑)

 

ということで、前回のブログでも書かせていただいた、地元での小学生のソフトボールチーム(因みに私の出身のチームではございませんよ)を見ていた際に気付いた事に関しましては動画でご説明させて頂きます。

 


抽象的な声かけではなく、具体的な声かけを

 

本日もブログをご覧いただきありがとうございました<(_ _)>

 

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投球数の制限について

本日もブログをご覧いただきありがとうございます。千葉県で理学療法士をしています、原田潤一と申しますm(_ _)m

 
春のセンバツが始まり、そして来週からはプロ野球が開幕と、野球シーズン真っ盛りとなってきますね✨
 
さて、三年前の春のセンバツ
 
772球
 
という数字で話題になったことを皆さんはご存知でしょうか?
 
当時、準優勝した愛媛・済美高校の安楽智大投手(現楽天)が投げた球数の事です。
 
これは、三連投を含む5試合を投げた数ですが、
 
“投げすぎ”
 
“信じられない”
 
などの声が相次ぎました。また、直後では無いのですが、安楽投手はその後、肘の尺骨神経障害という疾患に見舞われてしまいます。これは、果たして投げすぎだったのでしょうか?
 
そこで、皆さんは日本臨床スポーツ医学会が提唱している1日の全力投球数というものをご存知でしょうか?
 
小学生➡︎50球
 
中学生➡︎70球
 
高校生➡︎100球
 
とされているんですね。もちろん、全て全力投球というわけではないと思うのですが、安楽投手の平均の1日の投球数はこの数を遥かに上回っています。
 
正直なところ、野球経験者は分かると思いますが、この投球数は、かなり破られてしまうことが多いと思います。
 
しかしながら、大切なことは、このような提唱されていることを、指導者の方々が知っていたかということです。
 
全力投球数のみならず、現在の野球界で常識とされていることでも、医学的な観点で見ると、あまり芳しくない事も多々存在します。
 
同時に現場の方の意見に対しても、私達、医療側ももっと考えていかなくてはいけないとも思っています。
 
お互いが歩み寄ることを、多くの方々がしていくことで、今後野球界はもっと発展していく!
 
私はそう信じて、これからも活動していこうと思います。
 
本日のブログはここまでです。次回は私が実家に帰った際に見た現場の実情をお知らせしようと思いますので、ぜひご覧ください。
 

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親の役割

皆さん、こんばんは。千葉県で理学療法士をしています原田潤一です。

 

本日もブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今日は、成長期の子どもに対する、親(指導者)の役割について僕の考えを述べさせて頂きます。

 

子どもはアクセル

親はブレーキ

 

僕や、僕の勤務している病院では、このような考えで、保護者の方に説明をすることが多いです。

 

子どもって、好きな事はなんでも行うし、自分の身体の状態というのを理解しないで、頑張ってしまうことが、とても多いと感じています。

 

これ自体はとても良い事なのですが、残念ながら成長期の子どもというのは、まだまだ発育段階で、頑張りすぎると身体は悲鳴をあげてしまいます

 

野球経験者の方は、よく分かるかもしれませんが、指導者の方などに

 

“〇〇、いけるか!?”

 

という質問をされた事があるかもしれません。

 

これ、

 

“いけません”

 

ってメチャクチャ言いにくいですよね(笑)

(ちなみに僕は練習試合でデットボールを受けた際にはっきり無理ですと言いました(笑))

 

指導者、特に身体が成長段階にある子ども達を担当される方は、選手の今後の競技生活、場合によっては人生を左右させることがあります。

 

過保護になれとは言いません。

 

しかし、選択を選手や子どもに丸投げするのではなく、親・指導者自らが知識に裏付けられたブレーキをもつことを、強く勧めます。

 

そして、あなたの携わる子ども達は、無理をしていても、なかなか口に出してはくれないこともあります。

 

そんな子ども達を、見て見ぬふりをしていませんか?

 

子どもは、どんどんスピード違反をしようとします。しっかりとした、ブレーキを掛けないと、カーブでぶつかり重大事故につながってしまいます。

 

子どもが、いつまでも野球や他のスポーツを楽しみ、心地よい日常生活を送るためにこれからも、私は配信をしていこうと思います。

 

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私生活がうまくいかないと・・・

皆さん、こんばんは。千葉県で理学療法士をしています原田潤一です。新たな肩書きはまだありません(笑)

 

本日もブログをご覧いただきありがとうございます。

 

さて、ブログ名を変更して初めての更新になりますが、今日は私生活の重要性についてお話しさせていただきます。

 

障害予防という観点では、少し離れてしまうかもしれませんが、ぜひお付き合いください。

 

単刀直入に言います。

 

私生活はパフォーマンスに関連する!

 

というのが私の考えです。

 

皆さん、野球に関わらず、スポーツ経験がある方は、部活などで指導者の方に、しっかり勉強もしろ、とか、授業をしっかりうけろ、とか言われた経験はないでしょうか?

 

これって、どうしてだと思いますか?

 

一つの事に集中した方が効率が良いですし、部活の疲れを取るための睡眠にあてるとか・・・(因みに、私は授業中よく寝てしまっていました。当時の先生方、すみませんでした(>_<))

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各々、考え方があると思いますし、当然、しっかりとした人格形成をするといった大前提があると思っています。それに加えて、私の考えは、理由の一つに前述した私生活がパフォーマンスにも影響するという事です。

 

例外な方もいらっしゃると思いますが、学校の授業って、あまり好きではないですよね。

 

そして、部活の練習も、参加するのが嫌な時ってあると思います。そんな時にも、頑張るっていうことを私生活でも常々繰り返していると部活でも頑張れると思うんですよね。

 

また、私生活の細かな面を気を付けるということは、プレーの細かな面に気を配るということにもつながると思います。

 

例えば、自分の身体は今日は普段と比べて重い感じがするとか、野球などでは、相手の守備位置が少し右に寄っている、などの気づきも生むのではないでしょうか?

 

このように、私生活を正すということは、パフォーマンスの向上にもつながります。

 

ぜひ、一生懸命練習している、野球のことばかり考えているのにプレーの向上が見られない、なんていう人が周りにいる方は一度、私生活を見直してみるのも良いかもしれませんね☆

 

因みに、私は学生時代にこの事は全くできてませんでしたね(笑)

 

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ご報告差し上げます

皆さん、本日もブログをご覧いただき、ありがとうございます。

スポーツを愛する理学療法士、原田潤一です。

 

今回重大な報告があります!!

 

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それは・・・

 

ブログ名を変更しました!!

 

今回、

 

【小・中学生の野球・ソフトボール選手が大人になっても痛みなくプレーできる方法】

 

とさせていただきました。

 

 

 

この変更にはいくつかの理由があり、一番は前回の記事で書いたように(↓リンク参照)自分が今助けたい人などの考えががまとまったことがとても大きいです。

 

sports-daisuki-0719.hatenadiary.jp

そして、その一番助けたい人たちにどうやったら、私の意思が少しでも伝わりやすいかという事を考えてこのような結論に達しました。

 

どんなに素晴らしい理論や考えであっても、そのことを多くの人に伝えないとせっかくの価値がもったいないですよね。

 

夏の参議院選挙で民主党維新の党などの野党が共闘する動きを見せています。当初、私は理念が違うから、何のための選挙協力なんだと私は感じておりました。

 

しかしながら、よく考えてみると、今の自民党が圧倒している状況下でいくら素晴らしい理念を言ったとしても、埋もれてしまう可能性が高いと思います。

 

そんななかで、理念を伝えられるように努力しているのかと考えたら、納得できますよね。

 

僕の理念が素晴らしいとは言いません。でも、一人の人間の考えとして、皆さんが様々な事に気付くきっかけになってくれればうれしいと思います。

 

因みに、野球のことだけを書くわけではありませんので、今までの読者さんもぜひとも継続してご覧いただけると幸いです☆

 

皆様、今後ともよろしくお願いいたします(._.)

 

動画ver.も添えて

 


肩・肘などの野球・ソフトボール障害で悩む方々に向けて

 

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練習の鬼?

皆さん、本日もブログをご覧いただき、ありがとうございます。

スポーツを愛する理学療法士、原田潤一です。

 
最近、子どもを寝かしつける際に、一緒に寝てしまう事が多く、更新が滞ってしまい申し訳ありませんm(_ _)m
 
前回の記事で書いた内容の変更につきましては、もう少しお待ちください(>_<)
 
今日のテーマは
 
“練習の為の練習になっていないか?”
 
ということです。
 
結論から言うと、
 
最大の目的を忘れない
 
ということが重要だと考えます。
 
野球で言えば、素振りを上手く(多く)することが目的になっていないですか?
 
サッカーで言えば、リフティングを多くするなどといった事が最終目的になっていませんか?
 
そして、私のリハビリをする側の立場でいうと、腕をここまで上げる、膝をここまで曲げるなど、数値的な目標に頼りすぎている事も多くありがちです。
 
しかしながら、私が患者さんに意外と感謝されることが多いのが、腰痛患者さんを例にとると、楽な寝返りや起き上がり方法を教えたり 、低い姿勢のとるポイントなどを教えると反応がとても良いんですね✨
 
つまり、素振りをするのも、リフティングをするのも、関節の動く範囲を広げる事も
 
目的の動作をしっかり遂行できるようにする
 
という事が最も、重要だと考えます!
 
皆さんも、この事を意識して、普段の行動を考えてみてはいかがでしょうか?
 
因みにサッカー日本代表の宇佐美選手の練習についての関連記事も載せておきますね🎵
 

zasshi.news.yahoo.co.jp

 

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